この記事の位置づけ
本記事は、AgentClick利用規約 第10条(不正行為の禁止)および第8条(メディアの義務)の内容を、メディア会員向けにわかりやすく整理したものです。
正式な規約の文言は利用規約に定められており、本記事の記載と規約の文言に相違がある場合は利用規約が優先されます。本記事はあくまで理解を助けるためのガイドです。
不正な成果を発生させる行為
AgentClickで最も重い違反は、不正な手段で成果報酬を得ようとする行為です。以下に該当する行為は全て禁止されており、発覚した場合は報酬の全額没収と強制退会の対象になります。
自己クリック・自己申込
自分自身で広告をクリックしたり、自分のアフィリエイトリンクを経由して商品を購入・サービスに登録する行為です。
- 自分のリンク経由で自分が申し込む
- 家族や友人に「このリンクから申し込んで」と依頼する
- SNSで「クリックしてくれたらお返しします」と呼びかける
ボット・マクロによる不正
プログラムやスクリプトを使って、人間のユーザーを装ったクリックや申込を自動生成する行為です。
- ボットによるクリック数の水増し
- マクロやブラウザ自動操作ツールによる申込の自動化
- IPアドレスやUser-Agentを偽装して検知を回避する行為
組織的な不正
第三者と協力して成果を不正に発生させる行為です。
- 知人同士で互いのリンクから申し込み合う「相互申込」
- クラウドソーシングで「この広告から申し込む」仕事を依頼する
- 金銭・ポイント・情報商材などを対価にクリック・申込を依頼する
虚偽情報での申込
- 実在しない名前・住所・メールアドレスで申し込む
- 他人の個人情報を使って代理申込する
- 応募資格のない広告に申し込む(例: 法人限定の案件に個人で申込)
- テスト目的の申込(購入意思のない申込)
Cookie操作・帰属の不正操作
- Cookieの上書き・改ざんにより、自分の成果に見せかける
- リダイレクトチェーンを使って意図しないCookieを設定する
- ブラウザ拡張機能等でトラッキングを操作する
成果確定後の不正
- 成果報酬が確定してから商品を返品・サービスを解約する
- アフィリエイト経由で仕入れた商品を転売目的で購入する
- 冷やかし目的での面談予約や相談申込
広告掲載のルール ― 絶対に守るべき7か条
1. PR表示の義務
2023年10月施行のステルスマーケティング規制により、アフィリエイト広告を含む記事・コンテンツには「PR」「広告」等の表示が法的に義務づけられています。
- 記事タイトル直下またはコンテンツ冒頭の明瞭な位置に表示する
- 本文と同等以上の文字サイズで、ユーザーが容易に認識できるようにする
- フッターや記事末尾に小さく記載するだけでは不十分
2. 広告素材の無断改変の禁止
広告主が提供するバナー画像、テキスト広告、リンクコードを、広告主の許可なく変更することはできません。
- バナー画像にテキストを追加・削除する
- テキスト広告の文言を書き換える
- リンクコードからURLだけを取り出して自分のリンクとして使う
3. 虚偽・誇大表現の禁止
事実と異なる情報や、実態以上に魅力的に見せる表現を使って広告を宣伝してはいけません。
- 「このツールを使えば必ず月収100万円」のような保証表現
- 広告主サイトに記載のない効果・特典を勝手に追加する
- 古い情報(値下げ前の料金、終了済みキャンペーン等)を放置する
- 広告主の公式サイトを名乗る、公式と誤解される表現を使う
4. 登録外サイトへの掲載禁止
AgentClickに登録していないサイト・アプリ・媒体に広告を掲載することはできません。
- 登録を削除した旧サイトに広告を残す
- 個人のSNSダイレクトメッセージで広告リンクを送る
- PDFファイル、紙媒体、メールマガジンでの配布(届出なしの場合)
- 自分が管理・運営していない第三者のサイトに広告を掲載する
5. 終了・提携解除済みプログラムの広告削除
プログラムが終了した場合、または広告主との提携が解除された場合、速やかに該当の広告素材を削除してください。放置は規約違反です。
6. リスティング広告のルール
広告主がリスティング広告(検索連動型広告)を「禁止」としている場合、Google広告やYahoo!広告等でその広告主のキーワードを使った出稿はできません。「一部許可」の場合は、広告主が指定するルールに従ってください。
7. 広告主への直接連絡の禁止
アフィリエイトに関する問い合わせは、AgentClick管理画面の問い合わせフォームを通じて行ってください。メール・電話・SNS等で広告主に直接連絡することは禁止されています。
スパム行為・迷惑行為の禁止
以下のような手段で広告を配布・宣伝する行為は、媒体の種類を問わず全て禁止です。
メール関連
- 受信者の許可を得ていない広告メールの一斉送信
- 許可を得たメールマガジンであっても、広告ばかりの過剰な配信
- 広告主から直接送られたかのように見せかけるメール
SNS・掲示板関連
- 掲示板やQ&Aサイトへの広告リンクの書き込み
- 商用利用を禁止しているSNS・コミュニティへの投稿
- 他人のブログやSNSへの無差別コメント・トラックバック
- 広告主の名前やブランドでSNSアカウントを作成し、公式を装った投稿
その他の迷惑行為
- 広告主・他のメディア会員・当社に対する誹謗中傷
- 広告主の競合他社の商標や商品名を使った比較広告(広告主の許可がない場合)
- ユーザーが誤ってクリックするよう誘導する配置(クリックベイト)
AIエージェント利用時の注意点
AgentClickはMCP対応のAIエージェントによる広告配信をサポートしていますが、AIエージェント経由の行為もメディア本人の行為として扱われます。以下の点に注意してください。
APIキーの管理
- APIキーは本人のみが利用でき、第三者への共有・販売は禁止です
- APIキーが漏洩した疑いがある場合は、直ちに管理画面から再発行してください
- APIキーの不正利用による損害は、キー保有者の責任となります
AIエージェントの動作責任
- AIエージェントが自動的に行った広告選定・掲載・送客は、メディア本人が行った行為と同等に扱われます
- AIエージェントのバグや誤動作により不正な成果が発生した場合でも、メディア側の責任となります
- AIエージェントの動作内容を定期的に確認し、規約に違反する動作がないか監視してください
レート制限の遵守
- API呼び出しにはレート制限が適用されます(Read: 200回/分、Write: 30回/分)
- レート制限の意図的な回避(複数キーの使い分け、プロキシ経由等)は禁止行為です
- 制限を超過した場合、一時的にAPIアクセスが拒否されます
アカウント・登録情報に関するルール
複数アカウントの禁止
1人(1法人)につきアカウントは1つです。当社の事前承諾なく複数のアカウントを作成することはできません。
正確な情報の登録
- 氏名、メールアドレス、振込先口座等の登録情報は、全て正確かつ最新でなければなりません
- 振込先口座の名義はアカウント名義と一致している必要があります
- 法人の場合は登記上の正式な商号で登録してください
メールアドレスの管理
当社からの連絡はメールで行います。登録メールアドレスは常に受信可能な状態を維持してください。当社からのメールに応答がない場合、アカウント停止の対象となる場合があります。
管理画面情報の秘密保持
管理画面で確認できる以下の情報は秘密情報として扱われます。外部への公開は禁止です。
- 成果報酬の単価・条件
- 広告主名やプログラム名(非公開のもの)
- 掲載条件の詳細
- 管理画面のスクリーンショット
メディアサイト・コンテンツの要件
AgentClickにメディアサイトを登録するにあたり、以下の要件を満たす必要があります。
登録できないサイト・コンテンツ
- アダルトコンテンツを含むサイト・アプリ
- 暴力・虐待・差別を推奨するコンテンツ
- 違法薬物・危険物に関するコンテンツ
- 著作権侵害コンテンツ(海賊版、無断転載等)を含むサイト
- 犯罪行為を助長するサイト
- 会員登録やパスワードが必要で一般公開されていないサイト(当社が認めた場合を除く)
知的財産権の遵守
- 他人の著作物(文章・画像・動画等)を無断で転載しないこと
- 芸能人・著名人の画像を許可なく使用しないこと
- 広告主のロゴ・商標は、広告掲載の目的に限り使用可能(それ以外の使用は禁止)
関連法規の遵守
広告掲載にあたっては、以下の法令を遵守してください。
- 景品表示法: 虚偽・誇大な表示の禁止、ステマ規制への対応
- 薬機法: 医薬品・医療機器等に関する効果効能の不当表示の禁止
- 特定商取引法: 通信販売に関する表示義務
- 金融商品取引法: 投資商品に関する表示義務・リスク説明
- 個人情報保護法: ユーザーの個人情報の適切な取扱い
違反した場合の処分
禁止行為が確認された場合、違反の程度に応じて以下の処分が段階的に適用されます。
| 段階 | 処分内容 | 対象となる違反例 |
|---|---|---|
| 注意 | メールによる警告・改善要請 | 軽微な掲載ルール違反、PR表示の不備 |
| 一時停止 | アカウント機能の一時制限 | 改善要請に応じない場合、複数回の軽微な違反 |
| 報酬没収 | 未払報酬の全額没収、既払分の返還請求 | 不正な成果発生、虚偽情報での申込 |
| 強制退会 | アカウントの永久停止、再登録禁止 | 悪質な不正行為、反社条項違反 |
| 法的措置 | 損害賠償請求、刑事告訴 | 組織的な詐欺行為、大規模な不正 |
グレーゾーンの判断基準
「これは禁止行為に該当するのか?」と迷う場面があるかもしれません。以下の判断基準を参考にしてください。
判断に迷ったときの3つの質問
- 「広告主がこの掲載方法を見たら、どう思うか?」 ― 広告主のブランドを傷つける可能性があるなら、やめましょう。
- 「ユーザーがこの広告を見たら、誤解しないか?」 ― ユーザーを騙すような掲載は全てNGです。
- 「この成果は、自然なユーザー行動の結果か?」 ― 人為的に操作された成果は不正です。
具体的なケース
| ケース | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 自分で使っているツールを友人に紹介し、自分のリンクを教えた | グレー | 自然な紹介なら問題ありませんが、「報酬のためにクリックして」と依頼するとNG |
| 広告主の料金ページのスクリーンショットを記事に載せた | OK | レビュー記事での引用は一般的に許容される(出典明記推奨) |
| 広告主のバナーの色を変えて自サイトのデザインに合わせた | NG | 広告素材の無断改変に該当する |
| ChatGPTに記事を書かせて、そのまま公開した | 注意 | AI生成コンテンツ自体は禁止されていないが、事実確認なしの公開は虚偽表現のリスクあり |
| 広告主の競合ツールの悪口を書いて自分の案件を推した | NG | 誹謗中傷による宣伝に該当する |